ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の最新エサ事情!人工餌とミルワーム・ローチ(デュビア)を解説!

以前の記事ではコオロギレオパゲルについて紹介しました。


今回はそのほかの人工飼料に加え、近年人気の高まっているローチ・デュビアと、(ジャイアント)ミルワームを紹介していきます。

グラブパイ高品質の昆虫粉末と、海藻由来の成分からできている人工飼料で、お湯で練ってゲル状にすることで与えることができます。

与えるまでにひと手間かかる点では、レオパゲルに比べて手軽さは劣りますが、コスパの良さは抜群です。


本品1に対して、沸騰したお湯を2~3の割合で練ることで完成しますので、170g入りのグラブパイでは約0.7~1.1リットルの餌が作成可能です。


ゲル化させた状態でも冷蔵・冷凍保存が可能であるため、つくりおきできる点については非常に優秀だといえます。

レオパブレンドフード常温保存が可能なドライフードで、爬虫類や観賞魚用のグッズやフードを販売するジェックスから販売されている製品です。

室温と同じくらいの温度(約25℃前後)のぬるま湯に3分ほど浸して、ふやかすことで与えることができます。

初めて聞いた方はびっくりされるかと思いますが、(レッド)ローチやデュビアというのは、実は...ゴキブリなんです!

ゴ...ゴキブリなんて!と思う方も多いと思いますが、実はコオロギを飼育するよりも色々と優れた点があるため、コオロギの代わりにローチやデュビアを飼育するという方が増えてきているんです。

①鳴かない

コオロギ(オス)は鳴くため、夜は鳴き声がうるさくて眠れないと思う飼育者は少なくないようです。活き餌としてコオロギを飼う場合は、たいてい数十匹を常に管理しているため、何十匹も毎日鳴かれるのにうんざりする方も多いようです。その点、ローチやデュビアは鳴きません。


ほぼ無臭

乾燥した状態であれば、ほとんど匂うことがなく、糞自体もそれほど匂いません


自然死しにくい

爬虫類よりも、餌のコオロギの方がよっぽど管理が大変、というのをよく聞きます。コオロギはローチやデュビアに比べて、デリケートな生き物で、餌や水分が不足すると共食いが起こることも多く、気づいた時には数がかなり減っていた、ということも珍しくないようです。


とはいえ、見た目がほとんどゴキブリなので、手を出しにくい方も多いかと思います。


そんな方には爬虫類系の動画を投稿しているまっすーさんという方の動画がおススメです。エサとしても、ペットとしても(!)ゴキブリを大量に飼育しており、ゴキブリ愛を溢れさせながらも淡々と説明してくれるので、ローチ・デビュア初心者の方には役立つこと間違いなしです。

釣りなどで使ったことがある方もいるかもしれません。ミルワームは小鳥や、爬虫類、両生類などの餌に使われるエサとして広く使われていますが、ヒョウモントカゲモドキのエサとしては、メインで給餌することはあまりおススメできません


ミルワームは脂肪分が多く、カロリーが高いので、太りやすくなります


アメリカでは、ヒョウモントカゲモドキの幼体をミルワームで育てることが多いため、ミルワームから少しずつコオロギなどのエサに切り替えていく必要があります。


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