爬虫類を飼いたい!と思ったときに第一のハードルとなるエサ。
活きたコオロギしか食べないんでしょ?と思いのアナタ!
実は今では人口エサも充実しているんです。
ちなみに筆者は、飼い始めた当初から、冷凍コオロギと、レオパゲルで給餌を行っています。
冷凍コオロギは活き餌をストックしておく必要がなく、また解凍も楽チンなので重宝しています。
レオパゲルも同じくらい楽チンですが、ゲル状になっているため、床材と一緒に飲み込まないよう、注意する必要があります。
それでは早速、それぞれの餌について解説していきます。
コオロギは安価で入手しやすく、かつ栄養バランスも優れているため、最もポピュラーなエサです。
主にヨーロッパイエコオロギ(イエコ)とフタホシコオロギ(フタホシ)の二種類が流通しており、それぞれには、活き餌、冷凍、乾燥の三種類があります。
フタホシコオロギ(フタホシ)に比べてヨーロッパイエコオロギ(イエコ)は、ひと回り小さく、色は灰褐色をしているという違いはありますが、栄養価に大きな差は無いようです。
活き餌は、その名の通り、活きた状態のコオロギを給餌することです。近所に活き餌を売っているショップがある場合には、必要に応じてその都度購入することも可能ですが、それでは手間がかかるため、数十匹を常に飼育してキープしている人がほとんどです。
コオロギの飼育にはプラスチックケースに紙製の卵パックを入れて飼育するのが一般的です。
詳しいコオロギの飼育方法については別記事で紹介します。
冷凍コオロギは、活きた状態のコオロギを冷凍したものを指します。
解凍方法は、水道水に浸して10分程度おき、自然解凍するのが一般的です。
冷凍コオロギは月夜野ファームさんが断然おススメです。
ホームページには、徹底した安全管理を行っていることがよく分かり、信頼のおける業者さんです。ホームページ上で各種エサを購入することも可能です。
乾燥コオロギは、活きた状態のコオロギを乾燥させたもので、活き餌や冷凍コオロギと栄養価は変わらないとされていますが、販売されている業者さんによっては、製造年月日が分からないものもあり、新鮮なものなのかどうか確認できない場合もあるので注意です。
水やお湯に数時間浸して、ふやかすことで給餌することが可能となります。
冷凍コオロギに比べて給餌の準備に時間がかかるため、あくまで保存食や非常食としてキープすることをおススメします。
レオパゲルはミルワームやシルクワームなどの昆虫を原料としており、ぷるぷるとしたゲル形状の人工飼料です。
パッケージから絞り出すだけですぐに与えることができ、また、保存もキャップを閉めて冷蔵庫で入れるだけで良いため、簡単かつ便利で、人気の高いエサです。
開発会社であるキョーリンによると、レオパゲルだけでの飼育・繁殖に何度も成功しており、これだけで健康に育てることができると絶対の自信を持っています。
一点、注意が必要なのは、与え方です。
先ほども述べたように、ゲル状であるため、床材がキッチンペーパーなどではなく、土や砂で管理している場合には、ゲルに床材がくっついて、誤飲の原因となる可能性があります。
与えるときだけ、キッチンペーパーを敷いてその上で与えるなどの工夫が必要です。
ローチ系や、その他の人工飼料については別記事で紹介します。
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